こんにちは、ぴよ です。
前回は、『社労士検定3級』と題して、簿記検定が3級→2級→1級とステップアップするように、社労士の学習も、社労士検定3級→2級→1級というイメージで進めることをご提案しました。
今回は、初めて社労士試験の学習をしている方が、『労働基準法の基本』をマスターできた状況を想定して、『次に何をやったらよいか』についてお話ししたいと思います。
(注 : 上記の『労働基準法の基本』は、『社労士の労働基準法のテキストに書いてある基本的な事項』という意味です。)
<注:科目名の略称について>
科目名について、ごく普通に見かける略し方だと思いますが、以下のように略して書きます。また、例えば『労基』を『労基法』と書いたりすることもありますが、『法』がついていてもいなくても同じです。
・労働基準法 → 労基
・労働安全衛生法 → 安衛
・労働者災害補償保険法 → 労災
・雇用保険法 → 雇用
・労働保険徴収法 → 徴収
・健康保険法 → 健保
・国民年金法 → 国年
・厚生年金法 → 厚年
さて、『労働基準法の基本』の次に何をやるか、次の選択肢から選んでください。
① 労基の難しい問題に進んで労基を極める
② 安衛に進む
③ 労災に進む
④ 上記以外のことをやる
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・・・いかがでしょうか?
もし、前回の記事を読んでいただいた方で、『① 労基の難しい問題に進んで労基を極める』を選んだ方がいらっしゃいましたら、要復習です!
ですが、おそらく初学者が普通に社労士の勉強進めていくと、①→②→③ の順になるはずで、特に独学の場合、初学者が順調に学習を進めるのは難しいのではないかと思います。(※)
(※)ちょっと脱線しますが、もしかして、「ひととおり全部テキストを読んでから、問題をやろう。」と考える方も、いらっしゃるんでしょうか?
勉強法に正解はないのかもしれませんが、問題をやらずにテキストだけ何百ページも読み進めるのは、「絶対そのやり方にこだわる!」という場合は仕方ありませんが、そこまでこだわりがないなら、やめた方がいいですよ!
さて、脱線してしまいましたので話を戻します。
①(労基の難しい問題)→ ②(安衛)→ ③(労災)
の順で(ごく普通に)学習を進める場合ですが、私が思うに、社労士試験の初学者の場合、これまでに何か法律を学んだ経験があるとか、資格試験の勉強に慣れているということでなければ、① も ② も「危険がいっぱい」「落とし穴だらけ」です。
特に独学の場合は、わからないことだらけになってしまって、
「やっぱり社労士って難しいから無理そう・・・、やめようかな・・・」
となってしまう可能性が高くなってしまいそうです。
初学者の方はご存じないかもしれませんが、特に ②の安全衛生法は、社労士試験の対策を考えるうえで最もやっかいな科目の1つなんです。
(ちなみに、読んでて最も眠くなる科目という意味では、社労士受験生ほぼ全員がダントツの1位に挙げると思います。)
ですので、せっかく『労基の基本』がマスターできたところで安衛法に進むことは、とてもリスクが大きいです。
ドラクエに例えると、スライムを何匹か倒してちょっとレベルが上がったところで、いきなりドラゴンと戦うようなものです!
(すみません、ドラクエあまり知らないのに例えたくなってしまったので、例がヘンかもしれません。)
そこで、 私が考える正解は・・・
『③ 労災に進む』です!
・・・「でも、テキストの順番は安衛法なのに、飛ばして大丈夫なんですか?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
その点については、すでに社労士の科目をひととおり学習した方ならわかると思いますが、安衛法は労基法以外の科目との関わりは少ないので、飛ばしても全然大丈夫です。
(というか、この時点で安衛法をやってもよくわかりません!)
ここで、この記事のタイトルの『社労士検定3級の範囲』についてお伝えしたいと思います。
まず、ご存じかもしれませんが、本物の社労士試験の範囲は、
● 労基・安衛・労災・雇用・徴収・労一・健保・国年・厚年・社一
です。(順番は、手元にあるテキストによっています。)
そして、私がオススメしたい『社労士検定3級の範囲』は、
● 労基・労災・雇用・徴収・健保・国年・厚年
となります。だいぶスッキリしましたね。
本物の社労士試験においては、先ほど申し上げた安衛法のほか、労一(労働に関する一般常識)、社一(社会保険に関する一般常識)という科目の難易度が高いので、ひとまず『社労士検定3級』で取り組む範囲から取り除いて、上記の7科目の基本問題ができるように進めていくのがオススメです。
ということで、「社労士試験の初学者の方、上記の7科目について基本問題ができるように安心して進めてください!」と言い切りたいところなのですが、まだ、大きな落とし穴が待ち構えていますので、それについては次回お伝えしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた。
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